撲滅運動実施中
おヨメの証拠収集の続き
元・彼女に電話できないと言う旦那ちゃんにワタクシは
さらに詰め寄ります。
ニッコリ笑って・・。
旦那ちゃんの携帯を差し出しながら
『今、ワタクシが見ている目の前で電話して言って？』
『できないよー』
旦那ちゃんが携帯を受け取ろうとするが、
電話をかけると言わないので携帯を取らせない。
携帯はおあずけ。
またにっこり笑って優しく子供に言い聞かせる様に続ける。
『電話かけて？ワタクシとの生活を言って、もう連絡取らないし逢えないと言って？』
『・・・・・・』
『。。。o(゜^ ゜)ウーン・・なんで出来ないのかな？なんかやましい事でもあるんでしょ？あるから出来ないんだよね？』
『だめだよ・・出来ないよ・・』
出来ないぢゃない。
やるんだよ。
ワタクシの顔が真顔になり睨み付けながら
低くドスの効いた声で
『出来ないぢゃねーんだよ。早く電話しろって言ってんだよ。いつまでもちんたらちんたらやってんな！なんか勘違いしてないか？テメーが選択できる立場ぢゃねーんだよ。さっさと電話しろよっ！何でもするって言ったんだろ？？（怒）』
『なんでも・・するって言ったけどさ・・』
『男が一度言った事翻すんぢゃないよ（怒）』
『わかったよー・・。』
天使の微笑みと般若の顔を自在に操るワタクシ・・
にっこり笑って携帯差し出して
『それじゃ。よろしくね{ハート}』
渋々電話をする旦那ちゃん。
ワタクシの方をチラチラ見ながら遠ざかろうとする。
『ソファに座って電話して。ワタクシの目の前で電話して。』
旦那ちゃんを引っ張り３人がけ用ソファに無理やり座らせる。
ワタクシは対面に置いてある一人がけ用のソファに深く座り
脚を組んでタバコを吸いながら様子を見る。
『もしもし・・』
電話が繋がった。
『あのさー。実はこの間も話したけど・・
俺さ・・新しい彼女出来て・・一緒に住んでるんだ・・
うん・・・
あ・・泣かないで？』
未練さんは泣き出した様だ。
この間もって事は・・やっぱ知ってたんだ。
知ってて・・この女は電話してきた。
神経が・・わからない・・。
どんな思考回路しているのでしょう・・
もしワタクシが元彼女の立場なら・・
どんなに元彼に気持があったとしても、
新しい彼女が出来た元彼に電話をかけるという行為は
とてもぢゃないけど出来ない。
新しい彼女の気持を考えたら・・
無理だ。
自分が逆でも嫌。
自分は元彼女とは逆の立場で
まさにその状況の中にいたから余計嫌。
頭を抱え込みながら電話をする旦那ちゃん。
『だから・・もう逢えないし、電話もメールも出来ないんだ・・
頼むよー。泣かないでくれよー』
未練ちゃんは号泣してるみたい・・
電話口から対面で座っているワタクシにも聞こえてくる程泣きじゃくってるのがわかる。
なんつー大きな声で泣く女だ。
某国の職業・泣く女が
天職と思ってしまうほど大きな声でオイオイ泣いている。
泣き声がこんなに凄いんだから・・きっと・・喘ぎ声も・・
ラブホテルの廊下を歩くと恥かしくなるほど聞こえてくる喘ぎ声。
お前は・・豊丸か？と突っ込み入れたくなるあの声。
泣き声の凄いこの女の喘ぎ声も豊丸級の凄まじい大きさなのだろう・・。
拳・・入るのかもしれない・・。
・・・・・
((( ﾞДﾞ )))ｶﾀｶﾀｶﾀ
想像してしまった・・・（爆）
妄想家のワタクシ
さらに妄想を自分の頭の中で展開させます。
泣いてる姿を号泣しながら顔をくしゃくしゃにし、鼻水を垂らしながらすがり付く元彼女を想像してみる・・・
・・・・・
(ノ_-;)ハア…
美しくない状況だわ。
調子こいて想像やら妄想やらするんぢゃなかった。
無駄な体力を使ってしまったわ。
一人妄想中に旦那ちゃんは必死になって止めていた。
何止めてるの？
『死ぬなんて・・言わないで・・』
(゜Д゜) ハア??
死ぬ！？
脅しか！？
死ぬと言って繋ぎ止めようって事！？
性質が悪いねぇー。
『！？・・・電車に飛び込む！？やめろって！！』
この際だ・・
飛び込ませてやれ・・。
それで家族に
電車止めてしまった代金を鉄道会社にちゃんと耳揃えて支払わせれば？
１分でも電車って止めると大金がかかるって言うからさ。
億とか動いちゃうんでしょ？
そんな様な話聞いた事あるんだけど・・
どーなんですか？
JRをはじめとする鉄道会社に勤務されている皆さん。
教えて頂けると大変嬉しいです(*- -)(*_ _)ペコリ
で・・飛び込んだらさ。
好きなだけ電車止めさせて
家族に尻拭いさせれば良いぢゃん。
可哀相なのはバラバラになった人間を掃除する鉄道会社の人達だけど。
でも良いんぢゃない？
他人の迷惑考える事すら出来ない人なんだから。
飛び込みたいって言ってるんだから
止めないで飛び込ませてあげれば？
鬼？
今・・どこからか
鬼って言葉が聞こえてきたけど？
ｏ(*'▽'*)/☆゜'・:*☆ふわぁーい
ワタクシ・・鬼でーす♪
そんなこと言われても痛くも痒くも御座いませーん。
『本当にごめんな。もう逢えないから。電話もメールもしない。○○からも連絡取らないでくれ。それだけだから。』
電話口でギャーギャー騒ぎまくる女の声。
旦那ちゃんは少々滅入ってる様だ。
そりゃ・・死ぬなんて自殺仄めかしてる人へ電話してるんだ。
滅入って当然。
ワタクシはというと・・
この後の旦那ちゃんとの話合いの為、ウォーミングアップのスパーリング。
青い眼の侍こと故アンディーフグの様に
華麗に踵落としを決めるべく
脚を振り上げ下ろす練習！！
スパイ気分の後はK-1ファイターになりきる。
K-1ファイターになりきってるワタクシを呆然と見つめながら
電話を続ける旦那ちゃん。
瓦もってこーい！！
『え？代わってくれ？うん・・今いるけど・・・』
初戦を勝ち取る為に気合入れをしているワタクシを見る旦那ちゃん・・
代わって欲しいの？ワタクシに？
ワタクシの初戦は貴方じゃないのね？
どーやらワタクシの初戦はこれかららしいです。
セコンドを見ると
セコンドの旦那ちゃんはどうして良いのかわからない状態だった。
状況がよくわからないけどとりあえず回し蹴りを決めた後に登場ポーズを取ってみる。
ワタクシの頭の中のBGMはおなじみのK-1の曲
登場ポーズを取ったままワタクシは旦那ちゃんから携帯を渡してもらい
あ・え・て"ムカツク女の口調"で電話にでる。
『もしもし・・○○さんですかー？おヨメと申しますー。はじめましてー。こんばんわー。ごめんなさーい。急にこんな電話を入れてしまってー・・・』
『・・・・・はい』
『そーいう事ですので・・よろしくお願い致しますねー。』
『・・返して・・彼を返して！！』
ｩゎｫ!!Σ(ﾟДﾟﾉ)ﾉ
素晴らしい直球！！
杏里の曲"悲しみが止まらない"が頭の中を駆け巡る・・・
『それは無理ですってばー。ダメでーすー』
『どーしてですか？』
『旦那さんったらー・・うちの母親に頭を下げてまで一緒に住みたいってお願いしてくれたんですよー？ワタクシは構いませんけどー・・うちの母が心配しますからー。個人の問題だけではー解決出来ないんですー。旦那ちゃんのご両親もーワタクシと一緒に住んでる事ご存知ですからー。』
『私には彼しかいないんです。』
まさに I can stop！！
『別れた後まで彼しかないなんて言うのっておかしいですよー（笑）○○さんって愉快な方なんですねー♪楽しい方ってワタクシ好きですよー。それでー。あなたと旦那ちゃんは別れてるんですよー。今はワタクシと結婚前提でー、一緒に暮らしてるんですー。諦めて下さいねー♪』
『お願いします。返してください』
『返してくださいって物ぢゃないんで返せませーん。それじゃー。失礼しますねー。』
『私・・あなたの様な人、嫌いです。いかにもドロボー猫の感じがして。』
ど・・ドロボー猫！？
あははは（爆笑）
久々聞いたその言葉に思いっきり笑ってしまった！！
『何がおかしいんですか！？』
『・・('-'*)フフ・・ごめんなさーい（笑）だってーあまりにも面白い事言うからーおっかしくってー（爆笑）』
『ちゃかさないでください！！』
『（笑）ごめんなさいってばー（爆笑）』
『むかつくわ！』
『ねえねえ。なんでドロボー猫だと思ったの？ワタクシ・・お魚咥えてそう？（笑）』
『風貌がよ！』
『風貌・・あなた・・ワタクシの事見た事あるの？』
『あるわよ！』
風貌・・？見た事あるの！？
どこで・・見たんだろう・・・
怖いなー。
『どこで？』
『この間・・スーパーで旦那ちゃんと一緒に買い物してる所よ。』
『(￣－￣)フーン』
『巻き髪して男好きしそうな服着てケバい女！だからあなたみたいな見るからに軽そうで媚売ってそうで男好きしそうな人嫌いなのよ！』
だって・・・
元・お水ですもーん。
そういう服しかないしー。
男の人大好きだもん。
だからお水やってたんだもん♪
いいぢゃ～ん
男好きしそうって男ウケするって事でしょ？
最高の褒め言葉よ♪
悔しかったら己もやってみー？
『言いたい事はそれだけ？
別にアンタに好かれ様なんてこれっぽっちも思ってないし、
男好きしそう？ありがとう♪
そうでなかったら仕事成り立たなかったのよ。
ステキな褒め言葉ありがとうね♪これでまた自信がついたわ♪
それから自分の嫌いなタイプに取られたからって別れてるんでしょ？
別れてるんだから別れた後になってギャーギャー騒ぐのやめてもらえる？
迷惑なんだわ。
切るよ。』
電話を一方的に切って旦那ちゃんの携帯電話持ってお風呂場へ。
～♪♪
旦那ちゃんの携帯がけたたましく鳴る。
液晶には元・彼女の名前。
ε-(_- ) フッ・・ウザイネ・・・
ウザイので鳴らしたまま浴室へ向かう。
～♪♪
まだ鳴っているので通話ボタンを押して電話に出る。
『うるさい（怒）』
ぶちっ！！通話終了ボタンを押す。
～♪♪
元彼女からの着信。
本当にうるさいので電池パック開けて
洗面器に水を張って携帯水没。
『(゜ロ゜;)エェッ!?それ・・俺の携帯・・』
旦那ちゃんがなんか言ってたけどシカトして次の行程へ移る。
水を流して携帯取り出したら今度はトンカチで液晶画面を叩く。
叩く・・
叩く・・
渾身の力を込めてトンカチを振り下ろす。
ガンガン叩く。
叩きのめす。
叩きながら
何故か涙が出てきました。
なんで泣いてるのか・・・・
怒りでよくわかりません。
旦那ちゃんの携帯はぶっ壊れました。
旦那ちゃんはワタクシのその姿を黙って見ていました。
携帯を壊した後は旦那ちゃんに新しい携帯を渡します。
部屋に置いてあった鍵付きバッグ。
鍵を開けて物を取り出します。
大型電気店で
購入アイテムその２
どこでも携帯電話ぁ♪
新しい携帯と取説セットで渡します。
これが電気店で買ってきたもうひとつの物。
旦那ちゃんの携帯電話。
『これが貴方の新しい携帯です。』
ここから旦那ちゃんとの話し合いに。
ここからがワタクシの本当の戦い・・。
『さてと・・次は・・アンタか。
お話があります。』
旦那ちゃんとまっすぐ見て言うのでありました。
話し合いに続く
元・彼女に電話できないと言う旦那ちゃんにワタクシは
さらに詰め寄ります。
ニッコリ笑って・・。
旦那ちゃんの携帯を差し出しながら
『今、ワタクシが見ている目の前で電話して言って？』
『できないよー』
旦那ちゃんが携帯を受け取ろうとするが、
電話をかけると言わないので携帯を取らせない。
携帯はおあずけ。
またにっこり笑って優しく子供に言い聞かせる様に続ける。
『電話かけて？ワタクシとの生活を言って、もう連絡取らないし逢えないと言って？』
『・・・・・・』
『。。。o(゜^ ゜)ウーン・・なんで出来ないのかな？なんかやましい事でもあるんでしょ？あるから出来ないんだよね？』
『だめだよ・・出来ないよ・・』
出来ないぢゃない。
やるんだよ。
ワタクシの顔が真顔になり睨み付けながら
低くドスの効いた声で
『出来ないぢゃねーんだよ。早く電話しろって言ってんだよ。いつまでもちんたらちんたらやってんな！なんか勘違いしてないか？テメーが選択できる立場ぢゃねーんだよ。さっさと電話しろよっ！何でもするって言ったんだろ？？（怒）』
『なんでも・・するって言ったけどさ・・』
『男が一度言った事翻すんぢゃないよ（怒）』
『わかったよー・・。』
天使の微笑みと般若の顔を自在に操るワタクシ・・
にっこり笑って携帯差し出して
『それじゃ。よろしくね{ハート}』
渋々電話をする旦那ちゃん。
ワタクシの方をチラチラ見ながら遠ざかろうとする。
『ソファに座って電話して。ワタクシの目の前で電話して。』
旦那ちゃんを引っ張り３人がけ用ソファに無理やり座らせる。
ワタクシは対面に置いてある一人がけ用のソファに深く座り
脚を組んでタバコを吸いながら様子を見る。
『もしもし・・』
電話が繋がった。
『あのさー。実はこの間も話したけど・・
俺さ・・新しい彼女出来て・・一緒に住んでるんだ・・
うん・・・
あ・・泣かないで？』
未練さんは泣き出した様だ。
この間もって事は・・やっぱ知ってたんだ。
知ってて・・この女は電話してきた。
神経が・・わからない・・。
どんな思考回路しているのでしょう・・
もしワタクシが元彼女の立場なら・・
どんなに元彼に気持があったとしても、
新しい彼女が出来た元彼に電話をかけるという行為は
とてもぢゃないけど出来ない。
新しい彼女の気持を考えたら・・
無理だ。
自分が逆でも嫌。
自分は元彼女とは逆の立場で
まさにその状況の中にいたから余計嫌。
頭を抱え込みながら電話をする旦那ちゃん。
『だから・・もう逢えないし、電話もメールも出来ないんだ・・
頼むよー。泣かないでくれよー』
未練ちゃんは号泣してるみたい・・
電話口から対面で座っているワタクシにも聞こえてくる程泣きじゃくってるのがわかる。
なんつー大きな声で泣く女だ。
某国の職業・泣く女が
天職と思ってしまうほど大きな声でオイオイ泣いている。
泣き声がこんなに凄いんだから・・きっと・・喘ぎ声も・・
ラブホテルの廊下を歩くと恥かしくなるほど聞こえてくる喘ぎ声。
お前は・・豊丸か？と突っ込み入れたくなるあの声。
泣き声の凄いこの女の喘ぎ声も豊丸級の凄まじい大きさなのだろう・・。
拳・・入るのかもしれない・・。
・・・・・
((( ﾞДﾞ )))ｶﾀｶﾀｶﾀ
想像してしまった・・・（爆）
妄想家のワタクシ
さらに妄想を自分の頭の中で展開させます。
泣いてる姿を号泣しながら顔をくしゃくしゃにし、鼻水を垂らしながらすがり付く元彼女を想像してみる・・・
・・・・・
(ノ_-;)ハア…
美しくない状況だわ。
調子こいて想像やら妄想やらするんぢゃなかった。
無駄な体力を使ってしまったわ。
一人妄想中に旦那ちゃんは必死になって止めていた。
何止めてるの？
『死ぬなんて・・言わないで・・』
(゜Д゜) ハア??
死ぬ！？
脅しか！？
死ぬと言って繋ぎ止めようって事！？
性質が悪いねぇー。
『！？・・・電車に飛び込む！？やめろって！！』
この際だ・・
飛び込ませてやれ・・。
それで家族に
電車止めてしまった代金を鉄道会社にちゃんと耳揃えて支払わせれば？
１分でも電車って止めると大金がかかるって言うからさ。
億とか動いちゃうんでしょ？
そんな様な話聞いた事あるんだけど・・
どーなんですか？
JRをはじめとする鉄道会社に勤務されている皆さん。
教えて頂けると大変嬉しいです(*- -)(*_ _)ペコリ
で・・飛び込んだらさ。
好きなだけ電車止めさせて
家族に尻拭いさせれば良いぢゃん。
可哀相なのはバラバラになった人間を掃除する鉄道会社の人達だけど。
でも良いんぢゃない？
他人の迷惑考える事すら出来ない人なんだから。
飛び込みたいって言ってるんだから
止めないで飛び込ませてあげれば？
鬼？
今・・どこからか
鬼って言葉が聞こえてきたけど？
ｏ(*'▽'*)/☆゜'・:*☆ふわぁーい
ワタクシ・・鬼でーす♪
そんなこと言われても痛くも痒くも御座いませーん。
『本当にごめんな。もう逢えないから。電話もメールもしない。○○からも連絡取らないでくれ。それだけだから。』
電話口でギャーギャー騒ぎまくる女の声。
旦那ちゃんは少々滅入ってる様だ。
そりゃ・・死ぬなんて自殺仄めかしてる人へ電話してるんだ。
滅入って当然。
ワタクシはというと・・
この後の旦那ちゃんとの話合いの為、ウォーミングアップのスパーリング。
青い眼の侍こと故アンディーフグの様に
華麗に踵落としを決めるべく
脚を振り上げ下ろす練習！！
スパイ気分の後はK-1ファイターになりきる。
K-1ファイターになりきってるワタクシを呆然と見つめながら
電話を続ける旦那ちゃん。
瓦もってこーい！！
『え？代わってくれ？うん・・今いるけど・・・』
初戦を勝ち取る為に気合入れをしているワタクシを見る旦那ちゃん・・
代わって欲しいの？ワタクシに？
ワタクシの初戦は貴方じゃないのね？
どーやらワタクシの初戦はこれかららしいです。
セコンドを見ると
セコンドの旦那ちゃんはどうして良いのかわからない状態だった。
状況がよくわからないけどとりあえず回し蹴りを決めた後に登場ポーズを取ってみる。
ワタクシの頭の中のBGMはおなじみのK-1の曲
登場ポーズを取ったままワタクシは旦那ちゃんから携帯を渡してもらい
あ・え・て"ムカツク女の口調"で電話にでる。
『もしもし・・○○さんですかー？おヨメと申しますー。はじめましてー。こんばんわー。ごめんなさーい。急にこんな電話を入れてしまってー・・・』
『・・・・・はい』
『そーいう事ですので・・よろしくお願い致しますねー。』
『・・返して・・彼を返して！！』
ｩゎｫ!!Σ(ﾟДﾟﾉ)ﾉ
素晴らしい直球！！
杏里の曲"悲しみが止まらない"が頭の中を駆け巡る・・・
『それは無理ですってばー。ダメでーすー』
『どーしてですか？』
『旦那さんったらー・・うちの母親に頭を下げてまで一緒に住みたいってお願いしてくれたんですよー？ワタクシは構いませんけどー・・うちの母が心配しますからー。個人の問題だけではー解決出来ないんですー。旦那ちゃんのご両親もーワタクシと一緒に住んでる事ご存知ですからー。』
『私には彼しかいないんです。』
まさに I can stop！！
『別れた後まで彼しかないなんて言うのっておかしいですよー（笑）○○さんって愉快な方なんですねー♪楽しい方ってワタクシ好きですよー。それでー。あなたと旦那ちゃんは別れてるんですよー。今はワタクシと結婚前提でー、一緒に暮らしてるんですー。諦めて下さいねー♪』
『お願いします。返してください』
『返してくださいって物ぢゃないんで返せませーん。それじゃー。失礼しますねー。』
『私・・あなたの様な人、嫌いです。いかにもドロボー猫の感じがして。』
ど・・ドロボー猫！？
あははは（爆笑）
久々聞いたその言葉に思いっきり笑ってしまった！！
『何がおかしいんですか！？』
『・・('-'*)フフ・・ごめんなさーい（笑）だってーあまりにも面白い事言うからーおっかしくってー（爆笑）』
『ちゃかさないでください！！』
『（笑）ごめんなさいってばー（爆笑）』
『むかつくわ！』
『ねえねえ。なんでドロボー猫だと思ったの？ワタクシ・・お魚咥えてそう？（笑）』
『風貌がよ！』
『風貌・・あなた・・ワタクシの事見た事あるの？』
『あるわよ！』
風貌・・？見た事あるの！？
どこで・・見たんだろう・・・
怖いなー。
『どこで？』
『この間・・スーパーで旦那ちゃんと一緒に買い物してる所よ。』
『(￣－￣)フーン』
『巻き髪して男好きしそうな服着てケバい女！だからあなたみたいな見るからに軽そうで媚売ってそうで男好きしそうな人嫌いなのよ！』
だって・・・
元・お水ですもーん。
そういう服しかないしー。
男の人大好きだもん。
だからお水やってたんだもん♪
いいぢゃ～ん
男好きしそうって男ウケするって事でしょ？
最高の褒め言葉よ♪
悔しかったら己もやってみー？
『言いたい事はそれだけ？
別にアンタに好かれ様なんてこれっぽっちも思ってないし、
男好きしそう？ありがとう♪
そうでなかったら仕事成り立たなかったのよ。
ステキな褒め言葉ありがとうね♪これでまた自信がついたわ♪
それから自分の嫌いなタイプに取られたからって別れてるんでしょ？
別れてるんだから別れた後になってギャーギャー騒ぐのやめてもらえる？
迷惑なんだわ。
切るよ。』
電話を一方的に切って旦那ちゃんの携帯電話持ってお風呂場へ。
～♪♪
旦那ちゃんの携帯がけたたましく鳴る。
液晶には元・彼女の名前。
ε-(_- ) フッ・・ウザイネ・・・
ウザイので鳴らしたまま浴室へ向かう。
～♪♪
まだ鳴っているので通話ボタンを押して電話に出る。
『うるさい（怒）』
ぶちっ！！通話終了ボタンを押す。
～♪♪
元彼女からの着信。
本当にうるさいので電池パック開けて
洗面器に水を張って携帯水没。
『(゜ロ゜;)エェッ!?それ・・俺の携帯・・』
旦那ちゃんがなんか言ってたけどシカトして次の行程へ移る。
水を流して携帯取り出したら今度はトンカチで液晶画面を叩く。
叩く・・
叩く・・
渾身の力を込めてトンカチを振り下ろす。
ガンガン叩く。
叩きのめす。
叩きながら
何故か涙が出てきました。
なんで泣いてるのか・・・・
怒りでよくわかりません。
旦那ちゃんの携帯はぶっ壊れました。
旦那ちゃんはワタクシのその姿を黙って見ていました。
携帯を壊した後は旦那ちゃんに新しい携帯を渡します。
部屋に置いてあった鍵付きバッグ。
鍵を開けて物を取り出します。
大型電気店で
購入アイテムその２
どこでも携帯電話ぁ♪
新しい携帯と取説セットで渡します。
これが電気店で買ってきたもうひとつの物。
旦那ちゃんの携帯電話。
『これが貴方の新しい携帯です。』
ここから旦那ちゃんとの話し合いに。
ここからがワタクシの本当の戦い・・。
『さてと・・次は・・アンタか。
お話があります。』
旦那ちゃんとまっすぐ見て言うのでありました。
話し合いに続く