旦那ちゃんの嘘 1 | ***  お嫁様。  ***お嫁様的日常ノンフィクション日記。***

旦那ちゃんの嘘 1

一緒に生活・・・の続き








一緒に生活を始めて住む事に対して
大事な事を母から伝えて貰えなかったので
ワタクシは自ら旦那ちゃんに重要事項を言いました。






最初に言っときます。
ワタクシは家事が一切出来ません。
ワタクシに期待をしても無理です。
諦めて下さい。
諦めも肝心ですよ?

努力?
努力ってなんですか??
そんなモノがワタクシにあるとお思いですか!?
そんなモノをワタクシに求めないで下さいよ!!

人には向き不向きがあるんです。

家事はワタクシには向いてないの。

だからワタクシに
努力しろとか家事をしろとか言っても無駄ですから!!
その事に関して文句を言った時はワタクシはココを
出て行きます!(キッパリ)






旦那ちゃんの返事はというと。






無理しなくて良いよ。
家事をして怪我とかされたら困るから。
家事は出来る方がやれば良いから。







この宣言をした日よりワタクシは



お姫様ばりの
家事を一切しないお嫁様
街道を
歩き始める事となりました。







一緒に住む事に関してもうどうでも良く思えてきた感じのワタクシ。


生きてると時には諦めも肝心なのです。





二人の生活も段々慣れて来てまったりとしておりました。
お部屋の広さは1LDK。
バストイレ別のベランダ付き。
室内洗濯機置き場のあるこのお部屋は何気に広いです。
二人でも充分なくらいの広さ。

ワタクシのお仕事は?ってお思い方いらっしゃる?
(*¨)(*・・)(¨*)(・・*)ウンウン
そんな事だろうと思います。





えっとですね・・。





ワタクシ・・
元々、水商売のオネーさん


キャバクラではなく・・


所謂、各界著名人の方々などが遊びにいらっしゃる高級クラブと言われてるお店で学校卒業後からホステスをずっとしておりました。

お仕事楽しくてね、ついつい無理をして身体をね壊しまして。
ようは・・呑み過ぎって事だね!
旦那ちゃんと出逢った時は呑み過ぎて壊れた体を治す為の入院だったのよ。
という事で・・結婚前までお水しておりました(・∀・)ゞ

一緒に住んでからは・・
旦那ちゃんがお水を嫌がっていたし、結婚シュミレーションという事で養って頂いておりました。


お水・・復帰したかったです。








その養うと言った旦那ちゃん・・
一緒に住むのなら包み隠さず行こう!と言う。




今までの男性関係も全て話をしてくれ。俺も話するから




と言うので話しましたよ。

ワタクシの男性遍歴。

不機嫌な顔付きになった旦那ちゃん。
不機嫌になるくらいなら聞くなよ。
(*´Д`)=зハァ-
携帯をよこせと言うので携帯出したら・・











パキ!














・・・・・(゚Д゚)











(´・д・`) ホエ?
い・・今・・・ぱ・・ぱきって・・・



ぱきって・・鳴りましたよね?





・・・・・・・





ヒィェェェ!(;゚ ロ゚)人(;゚ ロ゚)=3 =3








ワタクシの携帯がぁぁ(叫)


まっぷたつ!!











元彼や怪しい男達とはコレで連絡取れないな。今日からはこっちの携帯を使って。








・・・・・(;゚Д゚)・・はい(汗)






新しい携帯を渡されました。
あまりの事で動揺を隠し切れないワタクシ。





何故か素直に新しい携帯を受け取らさせて頂きました。








"((_- )( -_))" ・・ちがう・・。


そーぢゃない・・・。



なんで素直に受け取ってるの・・
ワタクシよ・・・・・





・・・・・

















"なんて事してくれるのー!?"









叫んでも時既に遅し!

ワタクシの目の前には見るも無残な姿に変貌を遂げてくれた

ワタクシの携帯・・・。



肝心の彼の携帯はというと
キレイに保存されております。




俺は元カノとは別れたら連絡取らないから心配ないし、
付き合ってた頃の思い出の品とかは全部捨てる主義だから





そーですか・・と言うしかありません。


そんな同棲生活の幕開けで
同棲生活半年くらい経ってから。


以前から旦那ちゃんは部屋のモノは何でも触って良いと言うの。
触っても良いって言われても触りづらくない?
触りづらいから下手に物も動かせない。

旦那ちゃん仕事行ってるし、退屈だし。
掃除でもする?って思ったけど家事できないぢゃん。
ワタクシが家事をすると余計汚れるので







サワラヌ神ニ祟リナシ








掃除しません。
洗濯しません。

食事も


もちろん作りません。







一緒に住む事に関してもうどうでも良く思えてきたと言ってるワタクシですが、
この生活に慣れてきてるとも言ってるけど・・

人様のお宅にオジャマしてる感は消えません。






退屈なんです。






退屈な時間を持て余す毎日でした。



そういう退屈な毎日に
旦那ちゃんはやってくれた。



会社に行った旦那ちゃんを見送った後、いつものようにまったりと過ごすワタクシ。
退屈なモノは退屈なので・・


昼寝でもすっか。


寝室のベッドに横になったら・・

なんか頭の辺りが当たります。

な~んだろう?
今まで気がつかなかったけど・・なんか当たって寝心地悪い。



ワタクシのコンピューターは急速に動きます。







エロ・・本?








ワタクシのコンピューターの弾き出した答えは
あまりにもポンコツで短絡的すぎました。
なんて大した事ない頭脳なんでしょう。








こんな答えしか出せないのなら
もっとちゃんと勉強しておけばヨカッタ。








旦那ちゃんだって・・男性です。
エロ本のひとつやふたつ持っていても不思議ではありません。



もし本当にこの頭の下にあるモノがエロ本だとしたら






思春期の子がはじめてエロ本を手にし、
家族にばれない様に隠す場所・輝ける第一位のこの場所に


大の良い歳した良い大人が隠すのだろうか・・!?








本当にこの場所に隠していたとするのなら





旦那ちゃんのセンスを疑います。






ドキドキ・・
ワタクシの鼓動が高く鳴り響きます。


部屋中を響かせているのかと思うくらい

ワタクシの心臓はドキドキしています。
手に汗もかいてきました。



勇気を振り絞って布団をはぎます。




・・・・・・!?





やっぱり





エ・・・エロ本か!?






非常にドキドキする瞬間を迎えるのでした・・。







旦那ちゃんの嘘 2へ続く