一緒に生活・・・ | ***  お嫁様。  ***お嫁様的日常ノンフィクション日記。***

一緒に生活・・・

退院の日の続き





退院して、旦那ちゃんとのお付き合い開始から数週間後。
数週間の間に旦那ちゃんはワタクシとの交際を真剣に考え、将来の事までも考えていた事が明らかになりました。

旦那ちゃんと東京・神楽坂でおデート中に旦那ちゃんから提案をされました。




もっとお互いの事をよく知る為に一緒に住まない?




3歳年上の旦那ちゃん。
結婚適齢期と自分で勝手に思い込んで、悩みに悩んだ結果の提案でした。




はい?一緒に住むって・・どこで!?
新しく部屋を借りると経費もかかるぢゃん?だからお金が貯まるまで引越しは我慢してもらって引越しできる状態になるまで今、俺が住んでる所でどーかな?
・・・・・





あまりの唐突な申し出に








ワタクシ飲んでいたワインを噴出しそうになりました。





危なかったです・・。
危うく料理を運んできたウエイターの顔に噴きつける所でした・・。










旦那ちゃんの申し出。
・・悩みました。
旦那ちゃんが真剣にワタクシとの事を考えている事は充分すぎるほど伝わっています。


気持ちを解っているだけに・・
中途半端な気持ちで
応えてはいけません。


そんな事したら
旦那ちゃんに対して
失礼極まりない。




一緒に住むという事は旦那ちゃんの言葉を借りると
"結婚前提"という事になります。
ワタクシは当時の心情だと・・まだ結婚は出来ないという気持ちでした。
だから迷いました。

・・・・





嘘です・・。


大嘘です。








うそっぱちです。









本当の迷っていた理由はそこではありません・・







そんな事をワタクシが考えると思いますか?

言ってたとしても










そんな奇麗事
ただの




建前




ぢゃないですかっ!!














本当の迷ってた理由。
いいえ・・返答に困ってただけなんです。
でも一応・・迷ってる素振りはしないとね・・・いけないでしょ?
返事はNOって決まってるの。
でも・・本当の理由なんて本人目の前にして言える訳が無い。










1. 家事が一切出来ないから!!

2. 遊びに行けなくなるから!!

3. 友達と自由に飲みにいけなくなるから!!

4. 楽しい合コンや飲み会に行けなくなるから!!

5. イケメンと知り合うチャンス無くなるぢゃん!!










本当の理由はこの5つの理由に決まってるでしょ!!
一緒に住んだら絶対束縛された生活になるぢゃん!!
そんな生活はごめんだ!
勘弁して下さい!!

しかもこんな理由を口にしたら・・・


考えただけでも恐ろしい・・
言えるか・・・?

言えないでしょ?

返答に困っているうちに旦那ちゃんは勝手にワタクシがOKしたモノと捕らえて、
今からワタクシの実家へ行くと言うではありませんか!!




ちょっと!!待ってよ!勝手に決めないでよ!ワタクシまだ返事してませんよ!?
照れちゃってるんでしょ?かわいいな~♪
・・・・・(゚Д゚)(かわいかね~よ。勝手に決めるなよ。)
さ!実家へ行こう!!
行かなくて良いから!!
心配しなくて大丈夫だよ。ちゃんと上手く話するから。
大丈夫ぢゃ・・ないよ・・・。
おヨメちゃんは恥しがり屋さんだな~♪
・・・ il||li _| ̄|○ il||liガクッ






違う・・そーぢゃない・・

頼む・・
人の気持ちを作り上げないでくれ・・


勝手に暴走しないでくれ・・



話をちゃんと聞いてくれ・・







止めてもワタクシが照れてると勝手に勘違いを起こし、ワタクシの手を引いて、都内某所のワタクシの実家へ。

入院中から母は旦那ちゃんと面識があり、彼氏だと思い込んでいた母。








母は旦那ちゃんがお気に入り




旦那ちゃんが実家に来たという事で
母はテンション上がりっぱなしの状態でお寿司は取るわ、とっておきのお酒があるのよと言って地酒を出してきた。


いやいやいや・・・
お寿司とか取らなくて良いから。
とっておきのお酒も出さなくて
良いから・・母よ。



旦那ちゃんが本日の目的の話を始めると
母は目をキラキラと輝かせていた。



旦那ちゃんの申し出に母は大喜び。
娘の結婚が決まったと喜びながら、一緒に住む事を承諾。












ヒィェェェ!(;゚ ロ゚)人(;゚ ロ゚)=3 =3









まぢですか!?





結婚なんてするわけないぢゃん!!


全然考えてないよ!!










なんでそういう・・展開になるわけよ。






普通・・娘のワタクシの意思とか
確認するものぢゃないの!?
母よ!!



ていうか、
うちの娘は家事が全然出来ないので一緒に住むのは迷惑がかかるので賛成できません!
って言ってよ!!


家事が全然出来ないって知ったら旦那ちゃん引くはずだから!!



母!!アンタが言わなかったら誰が言う!
今すぐ家事が出来ない!って言えーー!!!!(叫)



あなた達・・
肝心の娘の気持ちはシカトですか!?


シカト決め込んで酒酌み交わして
あははあははって笑ってるなよー(泣)







誰か・・嘘だと言ってくれ・・。




落ち着け・・・落ち着け・・
おヨメ・・・・・・





いいか・・おヨメ・・。





これは・・夢なんだ・・



きっとそうだ・・





悪い夢を見ているんだ・・・・・




そうに決まってる!


今のワタクシは眠りが浅い状態だから




嫌な夢をバンバン見ているんだ・・・









絶対夢だ・・・・








悪い夢をみてるんだ・・・




朝になればこの悪夢から開放されるんだ・・




でも・・・出来る事なら



今すぐ目覚めて欲しい






夢なら醒めてくれ・・・・





嗚呼・・・
ワタクシの楽しい独身生活が・・・





(つω-`。)il||li チーン












夢ではなく現実として起こっているこの事態。

ぱっちり目が開いてる状態で
夢なんて見るはずもなく・・



ひたすら現実逃避を繰り返す毎日を送りましたが・・






旦那ちゃんの申し出のあった週末。

本当に引越し業者が実家にやってきて
呆然とするワタクシを横目に
母と引越し業者の方々が
ちゃっちゃか荷物をステキに纏めてくれ


ワタクシは・・・・










まだ・・自分にこれは夢なんだと言い聞かせながら




旦那ちゃんの部屋へ引っ越したのでありました・・・。







それにしても。
あの引越しの荷物を纏める手際の良さ。
人生の先輩で年の功も感じさせるが・・

纏めてる最中に・・ぼそっと言いましたよね?




食費がこれで浮くわぁ~♪
旦那ちゃんに感謝しなくちゃ~♪
うちの子ったら家事出来ないのよって言わなくて良かった♪






母よ・・
厄介払いがしたかったのか!?





そんなわけで・・
ワタクシの意思は全く無視されて執り行わられたお引越し。
旦那ちゃんとの同棲生活が始まったのです。






旦那ちゃんの嘘1 に続く