退院の日。 | ***  お嫁様。  ***お嫁様的日常ノンフィクション日記。***

退院の日。

通い旦那。の続き



退院する直前、旦那ちゃんはいつもの様に走って病室まで来ました。

椅子に座ると旦那ちゃんは手紙を渡してきました。


これさ、俺が帰った後に読んで?


(σo ̄)ホォホォお手紙ですか。
了解しました。貴方が帰った後に読みますよ。

その日はいつもと様子がちょっとおかしい。


元気ないね?なんかあった?


一応聞きます。



・・・・ちょっと仕事で疲れただけだよ。



(* ̄- ̄)ふ~ん そーなのー


んまぁ・・




貴方が元気があろうとなかろうと
ワタクシには関係ないですからねー。






元気の無い彼は帰りました。

手紙を開封します。







おヨメちゃんへ。

俺の事良く思ってないのはよく解ります。
でも俺はおヨメちゃんの事好きだから、
一緒に居たいと思うから病院に毎日行ってました。
退院するまで通うつもりです。
退院したらたぶん会ってくれそうもないから、退院した日話がしたいんだけど、
時間作ってくれませんか?


後・・一応俺の連絡先書いておきます。

0×0-××××-××××
××××@××××.ne.jp

旦那ちゃんより。







(´ρ`)ヘー
わかってたんだねー。
そりゃ・・わかるか・・露骨だったもんなー。
それで元気なかったのねー。
話ねー。
仕方ない・・
時間つくってやるか。



手紙を渡してきた日以降も彼は走って病室まで通ってました。






・・・そして。退院の日。





旦那ちゃんは会社を休んだらしく病室にやってきました。
今日は
彼にとっては凄く大事な日だから会社を休んだとか。


何がそんなに大事な日なんだか・・。
ワタクシにとっては
ちっとも大事な日なんかではありません。


普通の1日と一緒です。


普通の1日と一緒と言っているワタクシはというと
退院の準備をして入院費を払って後は帰るだけ。
旦那ちゃんはワタクシの荷物を持って一緒に一旦自宅まで荷物を置きに行きます。
その後、どこかのお店に入って話をしようって事になりました。



都内某所の某カフェで話をしました。

話を聞くと
旦那ちゃんはワタクシに対する気持ちを正直に話をしてくれましてね。
ワタクシの釣れない態度は最初のうちから気がついていたらしいんですが、
彼もポジティブに考えていたみたいです。


彼曰く、






彼氏と別れたばっかりのワタクシは彼の事が忘れられずに心が荒んでいた。
そういう心情だったから自分に心を開いてくれなかった。











と言うではありませんか!!
なんてご都合主義な見解なんでしょう。

ワタクシ・・彼氏と別れた事後悔なんてしておりません。
自分で選んだ選択ですから!!
長い入院で感情が乏しかっただけです・・。

彼は兎にも角にも

ワタクシと恋愛が
したいらしいのです。


ワタクシへの気持ちを力説というか
そんな感じで熱く語ってくれちゃいまして・・。

自分と付き合うときっと楽しいと思うから
とか
自分なら絶対裏切らない自信がある
とか
悲しませたりしない
とか
大切にする
とか
そんな言葉ばかりを並べてくれましてね・・。
白々しく聞こえてきて
(_- ) シラーっとした気分に。




そこまで言うのなら解りました。








付き合いましょう。









旦那ちゃん・・
・・ワタクシの今後の行動などに幻滅しないと約束してください。






そういう約束を取り付けて


旦那ちゃんと付き合う事になってしまいました。






一緒に生活・・・に続く