Aくん。 | ***  お嫁様。  ***お嫁様的日常ノンフィクション日記。***

Aくん。

Aくんとの付き合いは学生の頃。
Aくんはワタクシよりも2歳年上で当時付き合い始め頃、年上の人と付き合うのはAくんが始めてというのもあってワタクシにはとっても大人な存在でした。

野球部で白球を追いかけるAくん。
その姿がとてもかっこよかったの。

性格はとても熱い人でした。
熱い通り越して暑苦しい。
発言が熱すぎるの。
一昔前に吉田栄作が





うぉぉぉぉっ!







って叫んでたの知ってる?覚えてる?
知ってる方・・・
あんな感じです。

一言で言うとあんな感じの熱さ。

想像してみて下さい・・
熱いでしょ?






野球部だったという事もあってノリが体育会系






元気いっぱいあって良い事なんです。
良い事なんですけどね。

デートで公園へ行っても、なんで










素振りをしたり・・
筋トレしたり・・・










一人、良い汗を掻いたとニッコリ笑うんです。
ワタクシはというと黙って座ってAくんを見守る係になるしかありません。
見守る係になった時は
Aくんを見ているフリをしながら










妄想の世界に羽を
羽ばたかせます。











デートらしいデートを。










Aくんとの
理想の公園デート










思い描くのです。
それしか・・ないんです。
それをするしか無いの。
だって・・他にやる事がないんだもん。
Aくんに声をかけられると、一気に現実に引き戻されてしまいます。


現実を目の前で見たワタクシ・・












なんですか・・
この状態は・・
なんでデートで素振り?
それってデート中に
する事なの!?
筋トレって
デート中に必要!?












って聞きたくなります。



良い汗を掻いたと言いながらも
Aくんの素振りや走り込み・・筋トレは続きます。












意味がわかりません
むしろ
わかりたくありません!













休日はAくんの練習試合でグラウンドへ観に行くんだけど、
それでおしまい。
お互いバラバラに家路につきます。
電話も何も無し!

そんな休日でも練習がお休みの時は

久々の休日デートでスケートリンクへ行き
スケートをする事になったのですが・・

ワタクシ・・運動からっきしダメなんです。
転びまくりで。

そんなワタクシに手を差し出すどころか












そんなんじゃ
ダメだぞ~
立派に滑れるようになるまでは
帰れないぞ~
フィギュアスケートの選手を
よく思い出すんだ!!
いいか~?
おヨメは腰が入ってない!!!!


お前なら
出来る!!













と一喝されちゃいます。











貴方・・一体
誰なんですか・・・(゚Д゚)


どこに行こうと
しているの?














(*´Д`)=зハァ-
ワタクシ・・スケーター目指してませんから。


一喝された後も・・一人むなしく立ち上がり
壁を伝って行きながら







Aくんとの
理想のスケートデート






を想像し、またもや










妄想の世界に羽を
羽ばたかせます。








暫くすると現実へ引き戻しにAくんが声をかけにやってきます。
現実に戻ったワタクシ・・
妄想中は痛みを感じなかったのに







おしり・・痛いです・・・








お部屋でお茶を飲みながら本を読むワタクシとは正反対なんですもの。
この彼とはくっついたり離れたりを繰り返してたんだけど、
やっぱりダメですね。
何度もそういうのを繰り返してるっていう事は、何回付き合っても別れるんですよ。
縁が無かったという事でかたずけます。